なかなか宿題が進まない…子供

夏休みの自由研究をやろうとしない子供にやらせる方法

夏休みも終わりに近いのに、うちの子はなぜ自由研究に手をつけないの!
と悩まれている親御さんも多いと思います。

自由研究のテーマはネットやワークショップに各種ころがっているので、それは各自お調べいただくとして、こちらでは「自由研究のまとめをやろうとしない」子供が、どうすればまとめに手をつけるのかをお伝えしようと思います。

その前に、どうして自由研究の「まとめ」をやろうとしないのか?
その理由は多々あるかと思いますが、主なものはこちら。

1、自由な時間が多い夏休みに嫌なことはしたくない。
2、時間がまだまだあると思っている。
3、やり方がわからない。

1、夏休みはとにかく遊びたい!享楽家タイプ

1、のタイプの子に多い、とにかく遊ぶことが大好きで、こんな楽しい時間に机にしがみついて宿題なんかしたくないよ!という享楽家タイプ。
ドリルなど短い時間で終わるものならまだしも、自由研究のまとめともなると長い時間机に拘束されなければいけません。
ものづくりや工作など、その子が好きなタイプの自由研究にすれば自由研究自体に取り組みはするのですが、しかしそのあとの「まとめ」にはひと苦労です。

2、先を見通せない、今を生きるタイプ

子供の典型とも言える、1ヶ月先などの未来のことを想像できず、とにかく今やりたくなければやらないタイプがこちら。
夏休みが終わりかけの今、自由研究をまとめなければ、新学期にどんなことになるかがなんとな〜くはわかっても、それを見ようとせず現実からひたすら逃げ続けます。
今後起こりうるであろうと想定できる出来事(夏休み最後の日に徹夜・先生におこられる・級友からあざけられる等々…)をねちねちと囁き続けても、自分の世界に逃げ込んで嫌なことは決して聞こうとしないでしょう。

3、男の子に多い?具体的なやり方がわからないタイプ

親に怒られお尻をたたかれても、いざ模造紙を前にするとどうしていいかわからなくなるのがこのタイプです。
手紙などを書くのが好きな子は比較的書き始めるのが早いのですが、このタイプの子は自分の経験やメモを、ビジュアルに落とし込むのが苦手なようです。

では具体的にどうやらせるのか?

用意するもの

◯模造紙
◯鉛筆
◯自由研究をやる過程でとった写真をプリントしたもの(※子供が得意な場合は絵でもOK)
◯模造紙を広げるスペース
◯定規(※線がまっすぐ引けない場合)
◯油性マジック(※清書用)

レイアウトを決めよう

床に模造紙を広げ、四方が丸まらないように重りをのせます。
そしてその上に、親が撮影した自由研究の写真のプリントなどを配置していきます。
L版などの写真サイズでも、家庭のプリンターで出したA4サイズでもよいです。
(※この時点では固定しないこと!!あくまで「仮」配置です。)

そして子供と一緒に、どのような流れでまとめていくかを考えましょう。
写真を置くことでビジュアル化され、子供も考えやすくなるはずです。

親子で自由研究

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