実はこんなにスゴかった宿題の定番『音読』がいいわけ

宿題の定番「音読」の隠された効果とは

国語の教科書などを声に出して読む「音読」は、小学校の宿題の定番ですね。
低学年、小学校1、2年まではやっていても、中学年くらいになると「めんどくさい」などの理由で適当に済ませてしまったり、やらずに済ませてサボってしまったりしていませんか?実は、音読にはこんな隠された(?)すごい意味があったのです!

音読のすごいポイント三つ

①目で見る  ②音を聞く  ③言葉にする。
この三つは全部、記憶するのにとても大切なことなのです!
音読は、この三つを、すべて行うことのできる、とても重要な勉強なのです。

音読のここがすごい!〜低学年1年、2年の場合〜

小学校1、2年生だと、まだまだ音読もスラスラいかず、たどたどしい子も多いはず。
まだ文章のなり立ちも理解していない頃でしょう。そんな時に役立つのが音読です!
低学年の教科書の場合、「音節」で文章が別れているのが普通です。たとえば、「わたしはりんごをたべました」という文章なら
「わたしは  りんごを  たべました」というようになります。
低学年の場合、この「音節」ごとに区切って読むことで、単語を意識し、正しい発音やイントネーション、リズムが身についてくるのです。

音読のここがすごい!〜中学年(3年、4年)・高学年の場合〜

文字を読むのもだいぶスムーズになってきた中学年の子たちは、句読点(てん、まる。)を意識して読むといいでしょう。
句読点を意識することにより、文章のなり立ちが理解でき、言葉の表現力がつちかわれます。
また、感情を込めて読むことで、文章の表現力も養われます!
物語の人物になりきって、身ぶり手ぶりを加えて音読するのも楽しそうですね!

音読のやらせ方 親のポイントは

基本的に音読はなんども読ませましょう!もちろん読ませる方(親)は、修正ポイントを意識しながら指導しなければいけませんよ。
修正ポイントは、

○低学年…
「音節」を区切る ・発音やイントネーションを意識する ・正確に読む
○中学年〜高学年…
句読点(てん、まる。)を意識して読む  ・登場人物の気持ちになって感情を込めて読む

子供が音読を嫌いにならないよう、様子を見てほどほどにやらせましょう^^;

音読はここがすごい!まとめ

地味なようで実はすごい、音読のメリットがわかっていただけたでしょうか?

やはり本は「読む」だけでは本当に物語の概要などを、子供はまだ理解できないものです。
口に出し、言葉にすることによって人に伝え、表現を意識することで本当に内容を理解することになるのです。
また、常日頃からどうすれば人に自分の気持ちを伝えられるかなどを考えるいい機会にもなると思いますで、今までなんとなくやっていた「音読」をぜひステップアップの機会としていただければ幸いです!

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