子供のプログラミング教室をめぐるメリットとデメリット。

今プログラミング教育がなぜ熱い?

今、アメリカをはじめ世界各国が子供たちにプログラミングを学ばせ始めています。
日本も遅ればせながら義務教育にプログラミングを取り入れようとし始めています。また都市部を中心に、小学校から高校生向けのプログラミング教室が次々にオープンし、ロボットプログラミングの教室も大人気です。いろいろな理由が考えられますが、この流れは今後ますます加速するだろうと考えられています。いったいなぜ今こんなにプログラミング教育が推奨されているのでしょうか?

そもそも「プログラミング」の意味とは?

プログラミングとは、「プログラムを書く」という行為。では「プログラム」とは?プログラムとは「コンピューターにやってもらいたいことを、コンピューターが理解できる方法で書いた手順書」です。つまりプログラミングとは、コンピューターをどのように動かすかを指示した手順書を作成することです。

習い事でプログラミングを勉強させるメリット

そもそもプログラミングというと、コンピューター関連のシステムエンジニアが使用するというイメージが強いと思います。しかし、プログラミング教室にお子さんを通わせている親御さんに聞くと、必ずしも将来コンピューター関連の仕事に就かせたいわけではなさそうです。ではなぜプログラミングを子供に勉強させるのでしょう?
理由の一つには昨今のIT機器の進歩があります。スマホから家電まで多くがコンピューターで制御できるようになった時代、子供たちの周りを取り巻く環境はひと昔前と大きく変わりつつあります。読み書きや計算と同じように、教育の一環としてプログラミングが選ばれるのもうなづけます。

また、プログラミングを学ぶメリットとして、柔軟な物の考え方ができるようになるという創造性が挙げられます。自分でプログラミングを組み立てて動かすことは、ただ与えられたゲームの中だけで遊ぶのとは全く脳の使い方も違ってくるはずです。新たな発想をし、それを実現するにはどうしたらよいかという、能動的な学びの面白さがそこにはあるのです。そしてその発想→実現へとつなげる思考は、将来の起業やビジネスに不可欠な要素とも言えるでしょう。プログラミングは大人が子供に与えられる最高の知的なおもちゃ、ツールだと言えます。

子供も使えるプログラミングアプリ一覧

子供達に大人気の「マインクラフト(Minecraft)」略してマイクラというゲームも、プログラミングの要素を取り入れているとして話題になりました。さらに以下は子供が自分でゲームも作れるというプログラミングアプリを紹介します。一般のプログラミングで使われているコードを使用せずビジュアルで直感的に操作できるのが人気の秘訣です。
scratch(スクラッチ)
Viscuit(ビスケット)
Lightbot
またアメリカのオバマ政権により開発されたというプログラミングコンテンツサイトcode.orgには、様々な無料のプログラミング入門のコンテンツ、アプリが充実しています。

主な子供向けプログラミング教室一覧!

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