インタナショナルスクール、入学条件と狙いどころ

グローバル化の波に乗りおくれない!

今や一流企業で英語はできて当たり前、の時代に来ています。英語ができた上で自ら考え、独自の自分のアイデアをプレゼンテーションしていく。受身的な日本の学校では習得しづらい技能がこれからの社会には求められているのです。
そんな時代を生きる子供たちをいかに自分の頭で考えられ行動する人間に育てていくのか。
意識の高い親たちの間ではインターナショナルスクールに注目が集まっています。

インターナショナルスクールの受験準備

大体の受験の申し込み〜結果は次のような流れで行われます。

①願書をスクールのWEBサイトからダウンロード
②願書と必要書類を提出
③考査(入学テスト)&親子面接
④合否通知

願書受付は秋から始まり、合否通知は冬に出るという流れです。

インターの考査(入学テスト)の内容は?

入学するレベル(プリスクール〜ハイスクール)によっても違いますが、1番は入学する子供の英語力をチェックすることが目的です。
また、母国語も英語以上に堪能でなくてはいけません。
あとは年齢相応の社会性・協調性が身についているかも問われます。英語がネイティブ並みなのも重要ですが、それだけで合格確定とはならないようです。

親に英語力は必要なの?

インターナショナルスクールの入学条件には、親の英語力も必要です。
「どちらか片方の親がネイティブ並みの英語力」が最低条件となっていますが、ベテランインターママ・平田久子さんの著書によると、そこまでの英語力でない親御さんがたもおり、日本人親の英語力も以外とまちまちだったとか。なのでそこまで神経質に心配することはなさそうです。
しかし学校との連絡や先生方とのコミュニケーションもすべて英語で行われるので、日々精進した方がいいのには間違いありません。

インターナショナルスクール、入りやすい学年は…

もともと、インターナショナルスクール自体の日本人枠が少ないため、日本人の倍率はどこも激戦のようです。
一抹の希望があると言えるなら1番下の学年でもあるプリスクール(年少〜)でしょうか。
年齢が1番低いため、周囲が帰国子女ばかりだとしても、英語力の差はそれほど顕著ではないでしょう。
また、上級学校の付属校はエスカレーター式に上の学校に進学できるため、プリスクールでも熾烈な競争が繰り広げられますが、単独のプリスクールはどこも生徒数の激減に悩んでおり、そこまで考査(入学テスト)レベルは厳しくないだろうという実情があります。
ただプリスクールから入学した場合、高校までインターナショナルスクールに通わせた場合の費用は中堅の新築一軒家が一軒買えるほどのお値段になるため、よほどの財力か覚悟が必要となることは覚えておいた方が良いでしょう。

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